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書名 | The Greatest Salesman in the World |
|---|---|---|
| 著者 | Og Mandino | |
| 初出 | 1968 | |
| 発行 | 1985, Bantam trade edition | |
| 頁数 | 111ページ(本文) | |
| 定価 | US$ 7.99 | |
| ISBN | 0-553-27757-X |
アラブ商人の世界における「偉大なるセールスマン」の話。 ユダヤや華僑は少しは読んだことがあるが、 インド商人、アラブ商人となるとずっと少ないと言うか、 ほとんどないのが実情だ。 これではいけない、もっと視野を広く持たねばと思い入手した。 もしかすると、偉大なセールスマンになれるかも?
本当は、ページ数も少なく、文字も大きく、これなら直ぐに読み終えられるかと思って 入手したのだが、途中で、偉大なるセールスマンになるための巻物の内容がそのまま 掲載されていて、夢は砕かれた。しかし、宝、魔法が入手できるかも。
巻物は、全10巻で、各巻が本書でだいたい4〜6ページ前後になっているのだが、 さすがに巻物なので、古典的な英語で書かれている。 この巻物の文章が大変なのだ。そもそも、人称代名詞からして違っていて、相当異和感があった。 時代は、キリスト誕生の頃で、当然古さを感じさせる英文になっていた。
この本は、巻物の内容を示すのが目的のようであるが、その巻物の由来などの話が最初にある。 このあたりを読んでいたとき、つい The Alchemistを思い出した。
本書はセールスマン哲学の本で、目先のことではなく、良い習慣を身に付け、 Loveをもってビジネスをせよ、ということらしい。(私の英語力は怪しいので、参考にはならないだろうが) 素晴しい服を1着主人から与えられ、それを売ろうとするのだが、 さっぱり売れず、困り果て、挙句の果てに、生れたばかりの赤ん坊を抱え、 着せる服もない親が洞窟にいて困っていたので、プレゼントしてしまうのである。
内容的にはすばらしい、と思わないでもないが、自分がそんなことをできるかというと、 とても無理である。良いクセを身に着け、常に愛をもって人に接しようなど、 あまりに理想的で考えただけでも無理である。 つまり、私はセールスマン向きではないことが、これでまたまた分かった。やれやれ、どうしよう。
本書は、英語の勉強にはさっぱり向かない。 巻物の部分を声を出して読んでしまうと、古典的英語に慣れることはできるかも知れないが、 一般的にはデメリットしかないだろう。
2007年4月1日