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書名 | Veronika Decides to Die |
|---|---|---|
| 著者 | Paulo Coelho | |
| 訳者 | Margaret Jull Costa(ポルトガル語→英語) | |
| 初出 | 1998 Portuguese 1999 英語版 | |
| 発行 | 2000, Harper Collins Publishers, Inc. | |
| 頁数 | 191ページ(本文) | |
| 定価 | U.K. £ 4.99 | |
| ISBN | 0-00-710346-8 |
Paulo Coelho の2冊目である。 1冊目のThe Alchemistが、なんとなく心に残っていて、 まあ次のを読んでもよいかなと思っていた。 本屋で、直ぐに読みたいような本が他になかったので、 Paulo Coelho の作品の中から、選ぶことにして、これにした。
実は、あまり内容で選んでいない。 Coelhoの本は、どうも文字が小さめだったり、 文字が細かったりして読むのに目が疲れるかなというのが最初の印象である。 それで、文字が比較的読みやすそうなのを選んだ。 最初は、"Eleven Minutes" を読もうと思っていたのだが、なぜ止めたのか、 もう思い出せない。
舞台は、[http://en.wikipedia.org/wiki/Slovenia Slovenia]であるが、 ブラジルの話もあり、またサラエボなども出て来て、国際的(?)である。
題名の通り、Veronikaという女性が自殺することに決め、 実行し、、、、、という話である。 自殺しようとして、そのまま死んでしまっては話が終ってしまうので、 発見されて、一命を取り止める。
そして、サナトリウムに収容される。 しかし、睡眠薬を大量に飲んだ影響で、心臓が弱ってしまい、 もう僅かの命であることを告げられる。 このサナトリウムは、精神病院であり、精神病院らしい色々なことが起きる。
その中で、精神病院の中と、外(社会)との差は何もないという話が出てくる。 どちらも自然、どちらもMADな世界という話だが、納得してしまうのはいけないだろうか。 正常と異常の差なんて、たいしたことはないだろう。 平均から大いに外れた者、もしかして優れた者はMADということになるだけではないだろうか。
そして、最後にオチがあるのだが、あれこれ書くのは面倒なので、本を読むなり、映画を見るなりして欲しい。
英語は、The Alchemist のときよりは難しい感じであった。 翻訳者も違うが、やはり内容がメンタルな内容が多かったため、 難しく感じたのかもしれない。
最初は、一気に半分くらいまで読んだのだが、その後ダレてしまった。 最後の方は、話の展開が速くなるので良かったが、たった200ページ弱の本でも 中だるみになってしまうのは困ったものだ。 本のせいだろうか、自分の英語力不足のせいだろうか。
2007年6月9日![]() |
書名 | The Alchemist |
|---|---|---|
| 著者 | Paulo Coelho | |
| 訳者 | Alan R. Clarke | |
| 初出 | 1988, Editora Rocco Ltd. (Portuguese) | |
| 発行 | 1993, Harper Collins Publishers, Inc. | |
| 頁数 | 194ページ(本文、付録) | |
| 定価 | US$ 7.99 | |
| ISBN | 0-06-123384-6 |
Alchemistとは、錬金術師のことである。 最近は、金ではなくて、白金についてちょっと勉強したりしているが、 錬白金術師の本は見当たらないし、そもそもそのような単語すらないようで、 錬金術師で我慢して読むことにした、訳ではない。
本書は世界的なベストセラーになっており、 やさしい英語だということ、 軽くて、安くて、などなどの条件で、 つまらなければ、途中で止めればいいやと思って読み始めた。
スペインのアンダルシア地方の羊飼いの少年が、宝を求めて エジプトのピラミッドまで旅をしていく。 当然、旅の中で様々なことがあり、錬金術師にも出逢う。
錬金術に関する怪しげなことが色々書かれているのかと思って 読みはじめたのだが、そういう似非科学的なことは非常に少かった。 それよりも、人間とか、自然とか、運命とか、兆しとか、 そういうことで詰まっていた。
英語は全体としては非常に分かりやすかった。 不思議な現象、魔法などに関する個所は若干難しくなったが、 全体の流れを把握するには無視すればよいだけであった。 TOEICレベル600とあったが、600もあれば楽勝の本かもしれない。
付録として、A Reader's Guide があった。 QUESTIONS FOR DISCUSSION といのがあり、 まるで高校の現代国語の訳の分からない、 答えようのない質問のようなのが 16問も並んでいるのである。 欧米でも、国語に関しては、現代国語の訳の分からない問題と 同様の問題を考えさせるのであろうか。
読書というものは、読者の勝手、偏見、誤解を伴って行なわれるもので、 それを無理矢理特定の方向に持って行こうというのは 冒涜、いや矯正のように思えてならない。 どこの国にも、こういう拷問は存在するのであろうか。 とても考えさせられた。
2006年12月2日