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書名 |
CALLGIRL Confessions of an Ivy League Lady of Pleasure |
|---|---|---|
| 著者 | Jeannette Angell | |
| 発行 | 2005, Perennial Currents | |
| 頁数 | 248ページ | |
| 定価 | USA $13.95 | |
| ISBN | 0-06-073605-4 |
副題にあるように、名門大学出身で、大学の先生をしていた女性が、 実際にコールガールもやって、そして告白としてこの本を出したのである。
というのを見て、もしかしたら面白いかも、と思って読み始めたのだった。 離婚して、大学の先生の給与(授業に対して支払わてているだけなので、とても低給) では生活できなくて、それで始めたコールガールであった。
大学での教育とコールガールの2重生活だけなら、まあそれほどでもないのだが、 大学でのProstitution(売春)について、歴史的な面まで含めて、 アカデミックに分析して教育のテーマにしているのである。
大学の先生が何か教える場合、多くは直接の関係者ではなく、 あれこれ情報を調べて教えるに過ぎないことが多い筈だが、 自から飛びこんでしまった世界を、教育、 もしかすると研究のテーマにもしてしまう点は凄い。
しかし、本の終りの方で、やめてしまったことを書いている。 CALLGIRLだったのだが、本当に好きな人ができてしまったり、 逮捕寸前になったり、色々なことがあって止めたようだ。
色々なことが、かなり冷静に分析的に書かれているので、 本の題名から想像するようなことは、実はあまり書かれていない。 CALLGIRLの世界に潜入して、アカデミックに分析して、 それを告白というより報告しているような本である。
CALLGIRLというと、世間は固定観念を持ってしまっているが、 実際には様々のCALLGIRLが存在して、 SEXを仕事として割り切って生きている人々の世界を、 自らの経験に基づいて本で紹介することで、 現実を知らしめ、固定観念を崩すことを著者は目指したようである。
本書は、まるで学術書のように、Appendixがついていて、 もっと研究したい人のために、Webサイトや、学術書の紹介も怠りない。 公的機関や大学などが直接関与していて、売春問題を
英語は、けっこう難解であった。 SEX業界の表現もいっぱいあったし、心理描写・心理分析などもたくさんあり、 知らない単語がたくさん出てきて、辞書を頻繁に引かねばならなかった。
escort business が買春業、escort agency が買春業者らしいのを知ることができ、 少しは英語の勉強にもなったかなぁ。
2007年1月14日