JR児島駅前にある『児島民話通り』
児島の民話から・・・
JR児島駅前にある「児島民話通り』

 JR児島駅前から倉敷ファッションセンター、児島公園に通じるところに「児島民話通り」がある。ここは、レンガ風のブロックを並べて歩道を形作っているが、その中央部分に児島の民話九話、十二面の絵を焼き付けた陶板を点々と配置してある。その九話は、駅前から児島公園に向かって、「七人の王子」「鴻ものがたり」「彦九郎の樽流し」「太閤の二つ岩」「由加の鬼塚」(三面)「金浜の伝説」「幽霊船」「くすみの哀話」「金の竜と青い竜」(二面)。なお、最後に番外「宝船」を置いている。

民話の絵陶板と民話を書いた碑
 絵陶板は一面の縦・横84cm。原画一面を九つに分割して焼き上げている。絵は児島地区十二の小学校の当時の六年生ら約千四百人が一筆ずつ描いたという。絵陶板を張りつけたのは昭和六十二年(一九八七)九月。一方、民話を彫った石碑(民話の碑)九基は、翌昭和六十三年三月、瀬戸大橋博88岡山の開幕前に、その絵陶板の傍らに設置された。

1.『幽 霊 船』
2.『七人の王子』
3.『金浜の伝説』
4.『太閤の二つ岩』
5.『彦九郎の樽流し』
6.『鴻ものがたり』
7.『くすみの哀話』
8.『金の竜と青い竜』
9.『由加の鬼塚』
10.『金の大黒』