児島商工会議所
新 着 情 報
吉備の児島「古事記」編纂1300年記念の記念碑(モニュメント)ができました(2013/2/21更新)
JR児島駅構内へPR看板を設置しました(2012/12/21更新)
JR児島駅入口前へPR看板を設置しました(2012.12.7更新)
建日方別神社周辺の清掃を行いました(2012.12.7更新)
シンポジウム「児島の歴史物語」を開催!(2012.11.29更新)
「むかし児島は、島だった!」英語版PRチラシできました(2012.10.10更新)
「むかし児島は、島だった!」クリアファイルを贈呈しました。(2012.9.25更新)
「空から見た縄文時代の児島」の地図です。(2012.8.30更新)
JR児島駅前に「古事記の里」児島 懸垂幕が設置されました。(2012.7.19更新)
「むかし児島は、島だった!」PRチラシできました。(2012.7.19更新)
JR児島駅前に「古事記の児島」PR看板を設置しています。(2012.5.10更新)

  

  

  

 


  
 
古くから人々の間に語り継がれてきた、神を中心とした物語を神話といい、日本では「古事記」「日本書紀」がその宝庫である。
 
 
「古事記」では、国生みの神を伊弉諾尊、伊弉冉尊の二尊とし、最初の夫婦神とした。国生みの順は、淡路島、四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、本州とあり、ここまでを国土の中軸の大八洲(おおやしま)とする。そのあと属する島として、最初に「吉備児島を生みき。またの名を建日方別(たけひかたわけ)という」とあり、神話の中の児島の重さを明らかにする。つづいて小豆島などと六島の誕生を述べている。
 
 
児島を属島のいちばん最初に生んだ理由は何であろうか。ここは、瀬戸内の中ほどにあり、四国、また西国との交通上の重要拠点として注目していたものと思われる。
 
 
ちなみに、「日本書紀」では、二尊による国生みの最後の八番目に「吉備子洲」=児島を掲げ、以上を「大八洲」としている。ここでも、その重要性、子の島として国土の繁栄に寄与する期待を込めているのではなかろうか。
   
      
     抜粋「児島の歴史 彩彩」大谷壽文


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