日本第一熊野神社本殿（第二殿）保存修理完了！観光客向け案内板＆パンフレット作成

2018年11月9日

当所会員事業所、日本第一熊野神社さんで、昨秋から保存修理を行っていた、国重要文化財である本殿（第二殿）の工事が完成し、お披露目されました。それにあわせて、観光客向けに案内板とパンフレットを作成いたしました。

熊野神社は、約1300年以上の歴史があり、地元では「林の権現さん」と言います。文武天皇の大宝元年（701年）、役行者の弟子たちが児島半島に上陸し、この土地に熊野本宮の御神体を安置。かつての本宮同様、十二社が五棟に祀られており、社殿の配列は日本唯一の大変貴重なものです。

本殿の経年による劣化と破損に伴い、檜皮葺屋根を48年ぶりにふき替えし、外部の塗装を84年ぶりに塗りなおしました。この工事完了を祝い、境内では記念の御朱印（限定100枚）を500円で授与しています。県重要文化財である第一・三～六殿は、今後、屋根のふき替えを順次開始していく予定です。

また、今回作成した案内板には御祭神、お参りの順番や御由緒、略歴等を、日本語・英語で記載。パンフレットは「参拝の栞」として、お参りの仕方も掲載。外国人観光客を始めとし、より多くの参拝者に日本第一熊野神社を理解してもらえるような内容になっております。

時代を超えて受け継がれたてきた神社の伝統と、今を生きる職人の技により、室町時代の“往時の趣”を取り戻した、日本第一熊野神社へ、ご参拝ください。

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